英語の時制とは?現在形・過去形・未来形・進行形の違いを初心者向けに解説【英文法の基礎】

英文法の基礎

英語を勉強していると、「I work.」「I worked.」「I will work.」のように、同じ動詞でも形が変わることがあります。

これは、いつの出来事を話しているのかを表すためです。

英語では、現在・過去・未来などの時間に関係する表現を理解することが大切です。

今回は英語初心者向けに、現在形・過去形・未来を表す表現・現在進行形の違いを、例文と比較表を使って解説します。

英語の時制とは?

時制とは、動詞の形などによって、出来事がいつ起こるのかを表す文法上の仕組みです。

英語の基本を学ぶときは、まず次の4つを整理するとわかりやすくなります。

表現 主な使い方 例文
現在形 習慣・事実・現在の状態 I work every day.
過去形 過去の出来事・状態 I worked yesterday.
未来表現 これからの予定・予測など I will work tomorrow.
現在進行形 今進行中の動作など I am working now.

厳密には、英語のwillやbe going toは未来を表す表現であり、現在進行形は「相」の一種です。初心者の段階では、時間を伝えるための基本パターンとして一緒に比較すると理解しやすいでしょう。

現在形・過去形・未来表現・進行形を画像で比較

まずは全体像を確認してみましょう。

英語の時制を比較した解説図。現在形・過去形・未来表現・現在進行形の使い方と例文を一覧で紹介
現在形・過去形・未来表現・現在進行形の基本比較

同じ「働く」という動作でも、時間や状況によってwork・worked・will work・am workingのように表現が変わります。

現在形とは?習慣・事実・現在の状態を表す

現在形は、普段から繰り返している習慣や、一般的な事実、現在の状態などを表すときに使います。

主語 + 動詞の現在形 ~
I work at a factory.
私は工場で働いています。
She studies English every day.
彼女は毎日英語を勉強します。
Water boils at 100°C at standard atmospheric pressure.
水は標準大気圧では100℃で沸騰します。

現在形という名前ですが、必ずしも「今この瞬間にしている動作」を表すわけではありません。

例えば「I work at a factory.」は、今まさに工場で作業しているというより、普段の仕事について話している表現です。

三単現のsに注意

主語がhe・she・itなどの三人称単数の場合、現在形の一般動詞はworks・studiesのように形が変わります。

過去形とは?過去に起こった出来事を表す

過去形は、昨日や先週など、過去の出来事や状態を表すときに使います。

主語 + 動詞の過去形 ~
I worked yesterday.
私は昨日働きました。
She studied English last night.
彼女は昨夜、英語を勉強しました。
We went to Osaka last week.
私たちは先週、大阪へ行きました。

規則動詞と不規則動詞の違い

過去形には、基本的に-edなどを付ける規則動詞と、形が不規則に変わる動詞があります。

現在形 過去形 種類
work worked 規則動詞
study studied 規則動詞
play played 規則動詞
go went 不規則動詞
eat ate 不規則動詞
have had 不規則動詞

また、be動詞の過去形はam・isがwas、areがwereになります。

過去形の否定文・疑問文

一般動詞の過去形で否定文や疑問文を作る場合は、didを使い、後ろの動詞は原形に戻します。

I didn’t work yesterday.
私は昨日働きませんでした。
Did you work yesterday?
あなたは昨日働きましたか?

「didn’t worked」や「Did you worked?」とはしない点に注意しましょう。

未来を表す英語|willとbe going toの違い

これから起こることを伝えるときは、willやbe going toなどを使います。

willの使い方

主語 + will + 動詞の原形 ~
I will call you tomorrow.
明日あなたに電話します。
I will help you.
私が手伝います。

willは未来の予測や、その場で決めたこと、申し出などに使えます。

be going toの使い方

主語 + am / is / are going to + 動詞の原形 ~
I am going to study English tonight.
私は今夜、英語を勉強する予定です。
We are going to visit our customer tomorrow.
私たちは明日、お客様を訪問する予定です。

be going toは、すでに決めている予定や、現在の状況から判断できる未来の出来事などに使われます。

willの例

I’ll answer the phone.

私が電話に出ます。

その場で申し出る場面。

be going toの例

I’m going to call him tonight.

今夜、彼に電話する予定です。

前から決めている予定。

ただし、willとbe going toは意味が重なる場面も多く、常に明確に使い分けられるわけではありません。

未来は現在形でも表せる

英語では「The train leaves at 8.(電車は8時に出発します)」のように、決まった時刻表などを現在形で表すこともあります。

現在進行形とは?今している動作を表す

現在進行形は、今まさに行っている動作や、一時的に続いている状況などを表すときに使います。

主語 + am / is / are + 動詞のing形 ~
I am studying English now.
私は今、英語を勉強しています。
She is cooking dinner.
彼女は夕食を作っています。
They are working on the machine.
彼らはその機械で作業しています。

現在形と現在進行形の違い

現在形|普段の習慣

I study English every day.

私は毎日英語を勉強します。

現在進行形|今の動作

I am studying English now.

私は今、英語を勉強しています。

現在形は習慣、現在進行形は進行中の動作という違いを意識すると理解しやすくなります。

なお、knowやlikeなどの状態を表す動詞は、通常、進行形にしないことが多い点も覚えておきましょう。

時制を見分けるための時間表現

英文に登場する時間を表す言葉も、使い分けのヒントになります。

表現 意味 よく使う形
every day 毎日 現在形
usually 普段は 現在形
yesterday 昨日 過去形
last week 先週 過去形
tomorrow 明日 未来表現など
next month 来月 未来表現など
now 今 現在進行形など
at the moment 今この瞬間 現在進行形など

これらはあくまでヒントです。例えばtomorrowがあっても現在形や現在進行形を使う場合があるため、時間を表す言葉だけで時制が決まるわけではありません。

練習問題|現在・過去・未来・進行形を使い分けよう

最後に、学んだ内容を確認してみましょう。

空欄に適切な形を入れてみよう

  1. I (   ) English every day.(study)
  2. She (   ) English every day.(study)
  3. We (   ) soccer yesterday.(play)
  4. He (   ) to Osaka last week.(go)
  5. I (   ) call you tomorrow.(willを使う)
  6. They (   ) working now.(be動詞)
答えと解説を見る

1. study
2. studies
3. played
4. went
5. will
6. are

1・2は習慣を表す現在形。3・4は過去形。5はwill+動詞の原形。6は現在進行形なのでare workingとなります。

まとめ

今回は、英語の時制の基本として、現在形・過去形・未来表現・現在進行形の違いを解説しました。

  • 現在形:習慣・事実・現在の状態などを表す。
  • 過去形:過去の出来事や状態を表す。
  • 未来表現:willやbe going toなどで予定・予測を表す。
  • 現在進行形:be動詞+ing形で進行中の動作などを表す。

英語の時制を覚えるコツは、同じ動詞を使って時間だけを変えてみることです。

I work every day.
私は毎日働きます。
I worked yesterday.
私は昨日働きました。
I will work tomorrow.
私は明日働きます。
I am working now.
私は今働いています。

まずはこの4つの違いを理解して、短い英文を作る練習から始めてみましょう。

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